自分の仕事にかかわるメモもここに残していこうと思います。
La Grutta, S., Epifanio, M. S., Iozia, N. M., Marino, A., & Lo Baido, E. (2018). Il metodo Rorschach per la valutazione dell’obesità: studio clinico su un gruppo di donne obese [The Rorschach method for obesity assessment: clinical study on a group of obese women]. Rivista di Psichiatria, 53(1), 53-59. doi:10.1708/2866.28924.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29493655
イタリア語の論文ですが，肥満の女性10名（年齢平均40.9±8.9，BMI平均41.86±9.9）にロールシャッハ法（Rorschach Inkblot Method; RIM）を実施し，結果をまとめたもの。
RIMは包括システムではなく，Scafidi Fonti, G. M. et al [eds.] (2005）やBohm（！），あるいはCastellazzi (2004)が参照されている。
データ群から得られた特徴として挙げられているのは以下。
・limited practical and creative sense in managing daily life situations
・rigid control of emotions
・affective turmoil
・sense of inadequacy
・sufficient examination of reality and adaptation social
あえてRIMから検討する必然性は？という点と，こうした特徴があれば肥満のリスクがあるとどの程度言えるか？という点がもうすこし具体化されるとおもしろいかも。
