Policarpio-Gutierrez, M. (2018). The Draw-a-Family Picture Test (DAFPT): A New Projective Test for Children. Open Journal of Social Sciences, 6(8), DOI 10.4236/jss.2018.68013
施行法:
1.家族の絵を描くように教示。
2.描き始めない場合は,〈誰を最初に描きたい?〉と促す。
一人めを描いたら,他の家族を描くよう教示。
自分を描いていないときは,〈あなたは誰のそばにいるのがいい?〉と促す。
全員描いたらこれでよいかを確認し,それぞれに名前を記入させる。
3.完成した絵に対する質疑をおこなう。
〈この絵の中で一番好きな人は? いちばん好きじゃない人は?〉
〈絵の中の人について何かお話してくれる?〉
やりとりに応じて質問を加えてもよい。
解釈:
1.最初の人物が描かれた位置:ベンダーゲシュタルト(BGT)の解釈を援用
2.最初に描かれた人物:多くの場合,いちばん好きな人物が描かれる
3.自分自身が描かれた位置:誰のそばに描かれたか
4.絵の中での自分自身とその他の家族との距離
5.家族以外の人物:誰が,なぜ描かれたのか
6.描かれた順番
7.描かれた人物の特徴:描線,筆圧,透過,棒人間,3次元描画など
動的家族画あたりとどうちがうんやろうと思いますが,どうなんでしょう。
著者はフィリピンの方ですね。